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“おっさん女子”の二人旅
二度目の境港は一足伸ばして大満足!
お酒と景色に酔いしれる

「旅好きのみなさーん、元気ですかー!!」と生存確認したくなるくらい、旅立ちならぬ“旅断ち”の日々が続いている昨今。「そろそろ、どーよ?」と友人に背中を押され、二泊三日の旅を計画。境港(鳥取県)から、大根島(島根県)へのハシゴ旅を決行しました。

境港でお腹を満たし、大根島で牡丹と宿に癒される

境港といえば「ゲゲゲの鬼太郎」!とはいえ、私たちは二度目の訪問だったので、今回は鬼太郎じゃない方の魅力を求めてやってきました。

境港のメインストリート「水木しげるロード」に位置する、牛骨ラーメン「ダドガド」

てことで、早速遭遇。牛骨ラーメン!境港市など鳥取県中西部のご当地グルメです。“境港=うまい海鮮を食べる”という予定はあっさり崩れ、食欲の赴くままに入店。

ダドガドさんの牛骨ラーメンは、つるつるとした麺に、ほどよい弾力のあるチャーシュー、あっさりしながらもコクのあるスープが後を引きます。「ラーメンは奥が深い。これからも研究を続けます」と語る店長さん。開店して今年で6年目。独学で試行錯誤しながら今の味にたどりついたのだそう。
境港には牛骨ラーメン以外にもこだわりのラーメン店が点在。いろんな味を食べてみたい!

おなかが満たされたところで、境港から江島大橋(通称:「ベタ踏み坂」)を渡って島根県・大根島(松江市八束町)へ。大根島は中海に浮かぶ小さな島。牡丹(ぼたん)苗の生産量日本一を誇り、海外にも輸出されています。

牡丹と雲州人蔘の里「由志園」

大根島の人気スポットである由志園は、山陰最大級の池泉回遊式日本庭園。牡丹はもちろん、四季の花が楽しめます。

訪れたのは3月。雪囲いされた牡丹を見ることができました。かわいい!

ゴールデンウィークには由志園の一大イベント「池泉牡丹」を開催(写真は由志園さんからお借りしました)。苗の育成過程で摘み取られた三万輪の牡丹が池を埋め尽くすそうで…こ、これ見たい!!

最後はやっぱり花より団子!?園内にある茶房「一望」へ。その名の通り、庭園の池泉を眺められる絶好のロケーション。大根島の特産品である高麗人蔘を使ったソフトクリームをいただきました。

そろそろ宿へ。由志園から歩いて約8分のところにある、ザ・ゲストハウス「ココリト大根島」にお世話になります。

ゲストハウス初心者にも親しみやすい、カフェのようなオシャレな外観。

中も素敵空間が広がっています。こちらは玄関から入ってすぐのところにある共有スペース。キッチンには食器や調理器具が揃っていて自炊も楽しそう。もちろんWi-Fiも完備。宿泊費はホテルや旅館よりリーズナブルだから、仕事と旅を両立するワーケーションにもよさそう。

建物の裏側はファームビューで、バーベキューもOK。徒歩圏内にスーパーや居酒屋もあります。

この日は平日。宿泊客は私たちだけだったので贅沢にも貸し切り状態!ということで、ゲストハウスの醍醐味である他のゲストとの交流はなかったけれど、その分、オーナーさんが大根島の名前の由来や、島の魅力などを語って楽しませてくれました。

ガラス張りの窓に面した男女共用のドミトリー。寝転びながら外の景色を眺められます。

女性専用のドミトリールームもあります。

ミニベロやクロスバイクのレンタサイクルも利用できます。自由気ままに走るもよし、ガイドの案内で島を巡る「ブラだいこんツアー」に参加するもよし。

そうこうしているうちに1日目は終了。夜は星空が楽しめました!

大根島から境港へ、クラフトビール!海鮮!日本酒三昧!

「大根島醸造所」代表社員の門脇さん

2日目は大根島の北東側、江島にある大根島醸造所へ。コンビニの駐車場敷地内で、クラフトビール、リキュール、どぶろくを製造しています。
以前は先述のコンビニに勤めていたという代表社員の門脇淳平さん。自動車メーカーのテレビCMで、すぐそばの江島大橋が「ベタ踏み坂」として注目を集め、観光客が押し寄せたことから、「ベタ踏み坂」のお土産を作ろうと考え、2020年に大根島醸造所を設立されました。

醸造所は驚くほどコンパクトかつシンプルです(被写体に困ってタンクを撮影!)。製造担当は門脇さんを含め2名のみで、醸造から瓶詰め、ラベル貼りまですべて手作業。
大手ビールメーカーも参加するジャパン・グレートビア・アワーズをはじめ、コンテストでの受賞歴も多数という実力派です。

定番商品(写真)の他、季節限定やコラボものなど豊富な品揃え。門脇さん一押しのおつまみとともに、ぜひ!

「うちの強みは商品開発力。クラフトビールは小ロットでいろんな味が作れるんです」と門脇さん。安納芋やいちじくなど、商品のほとんどに島根県松江市の各町で採れる農作物を使用し、見た目のゆるかわいさとは裏腹にしっかり計算し尽くされた味わいです。一番人気は、「ベタ踏み坂」をイメージした「FULL THROTTLE」。苦味と香りが強くてズバリ好みです(笑)。

目の前に見えるのは、中海。外で飲む昼ビール最高!!

「原料を地元から仕入れることで農家さんが潤い、このクラフトビールが広く認知されることで観光客増加にもつながれば」と町おこしの思いも胸に販路拡大に奔走中。
現在の取り扱い店舗は、大根島醸造所または醸造所に隣接するコンビニなど。公式通販サイトでも購入できます。

クラフトビールを堪能した後は、再び境港へ。JR境港駅からおさかなロードを歩いて「境港水産物直売センター」へと向かいます。徒歩で25分程度なので、ちょうどいいお散歩コース。駅前の「境港観光案内所」でレンタサイクルを利用することもできます。

2022年2月から営業を開始した「境港水産物直売センター」

以前より通路が広くなり、中央にテーブルと椅子が設置されました。センターで購入した魚介類を持ち寄って食べることができます。

早速、カニを購入!お店の人が食べやすいカットの仕方を教えてくれました。

レクチャー通りにハサミでチョキチョキ。いただきまーす!

こちらは隠岐の養殖岩ガキ。プリッを超えてブリンッ!とした歯応え。海から直に食べているかのような磯の香りと濃厚な旨味…。私の生ガキ史上、最高を更新しました。6月からお盆くらいまでは鳥取県産の天然もののブランドガキ「夏輝」(なつき)が出回り、さらに大ぶりになるのだとか。ギャー食べたい!

まだまだ買いに走ろうとする友人を制して(笑)、「海陽亭」へ。以前は境港水産物直売センター内にありましたが、リニューアルを機にセンターの目の前に移転されました。

「特選海鮮丼」は、まさに海の宝箱!おなか空かせておいてよかった〜と思うボリュームです。

欲張って、モサエビも注文。甘エビ以上に甘く、鮮度の関係で地元でしか味わえない幻のエビちゃんです。カウンター席の前には天然海水のいけすがあり、この日は悠々と泳ぐイカの群れが見られました。
境港は全国有数の本マグロの水揚げ地としても知られており、海陽亭では6月7月に天然ものが食べられます。境港で養殖されている境港サーモンは4月上旬から5月上旬に入荷。

海鮮に大満足した後は、ちょっと一杯。水木しげるロード沿いにある「千代むすび酒造」へ。

酔っぱらう前に蔵見学に参加!スライドで境港や千代むすびの歴史を学んだ後、お酒造りの現場へと進んでいきます。

この日は、千代むすび酒造の6代目であり、蔵人でもある岡空聡さんが案内してくれました。

蔵見学は「見学のみ」「試飲あり」など、内容によって選べます。発泡性のあるスパークリング清酒のにごりを取る作業を体験し、オリジナルラベルを貼って後日届けてもらえるというコースもあります。詳細はSNSでも発信していくそうなので要チェックです!
※蔵見学は有料。事前予約が必要です

大吟醸、純米吟醸、純米辛口が楽しめる、千代むすび飲み比べセット

蔵見学の後は、お待ちかねの飲み!蔵に併設された日本酒バー「酒蔵角打ち」でいただきます。蔵見学を通して、日本酒造りにはいくつもの工程があり、温度管理など繊細な技が必要であることを改めて実感。この一杯が、よりありがたく、おいしく感じられます。千代むすびは無濾過にこだわり、濃厚で味わい深く、飲みあとスッキリの、濃醇辛口のお酒。愛飲者は海外まで広がっています。
※現在、角打ちは不定期営業となっているので、お越しの際は事前にお店にご確認ください

もちろん店頭で購入も可能。「ゲゲゲの鬼太郎」とのコラボ商品もあります。

最終日は悔いなきよう、寿司!韓国!?城!でシメる

最終日は、JR境港駅前にある回転寿司「大漁丸」へ。

境港産を中心に、島根産や隠岐の島産など近隣の新鮮なネタが並びます。この日は、真イカ、ハマチ、トロイワシ、アジなどが境港産でした。シャリには鳥取県産「きぬむすめ」の氷温熟成米を使用。“気軽な回転寿司”ということを忘れさせるクオリティです。

お昼を過ぎ、そろそろ帰路へと思ったら、友人が「韓国に寄りたい」と言い出し…。
「夢みなとタワー」内にある、韓国食品店「Yesmart」へ。

広々とした店内に、ラーメン、お菓子、ジュース、お酒、冷凍・冷蔵食品などがズラリ

境港は以前から韓国との関わりが深く、韓国食品へのニーズも高い立地ということで、2年前にオープンされました。

「牛肉のダシダはよく見るけど、アサリのダシダは初めて!」と鼻息荒く2袋購入する友人(笑)。「韓国の流行りを意識し、日本で出回っていないものは直輸入で仕入れています」と語る韓国出身の店長さん。海外旅行が難しい今、手軽に韓国気分を味わえます。

店長さんのおすすめは、冷凍コーナーにあるお餅。解凍してそのまま食べられます。

最後に米子城跡を見学。JR米子駅から徒歩約20分のところにあり、旅のしめくくりにふさわしい絶景が広がっていました。
春は桜、夏はライトアップ…と季節ごとに風景が楽しめます。(写真提供:米子市観光協会)

今回、境港から大根島にも足を伸ばしたことで変化に富んだ充実の旅となりました。島って、独特のゆるり感があるんですよね。人生にはやっぱり旅が必要だなーとしみじみ。
また癒されたくなったら、海鮮におぼれたくなったら、境港&大根島を旅したいと思います。

JR境港駅からの移動手段

●大根島へは八束コミュニティバスが便利。
JR境港駅から乗車し、ベタ踏み坂を通って、由志園入口にも停車します。

●境港市内の移動には、はまるーぷバスをぞうぞ。

今回訪ねたスポット

【1日目】
ダドガド
由志園
ココリト大根島

【2日目】
大根島醸造所 / Instagram
境港水産物直売センター
海陽亭
千代むすび酒造

【3日目】
大漁丸
Yesmart / Instagram(境港店)
米子城跡

素敵なひととき、ありがとうございました!
(text by Yoko Kuroki)

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