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大阪から車で出発し、鳥取を横断ドライブ!家族で絶対楽しめる1泊2日の鳥取旅へ!〈前編〉

アクティブ 2023.04.27

広大な鳥取砂丘をはじめ、妖怪ブロンズ像が並ぶ水木しげるロードや『名探偵コナン』でおなじみの青山剛昌ふるさと館など、人気の観光スポットがギュギュッと詰まった鳥取県。そんな遊びどころ満載な鳥取県を楽しもうと、大阪から車に乗って横断ツアーに出かけました!高速道路を使えば手軽にアクセスでき、日本海を眺めながらの爽快ドライブもこの季節の醍醐味ですよー!

大阪から車で2時間半とアクセス抜群!『鳥取砂丘』&『砂の美術館』で非日常トリップ

大阪からは中国自動車道を走り、佐用ジャンクションから鳥取道に入ります。佐用から北上する鳥取自動車道は全線無料なのが魅力。朝7時30分に大阪を出発し、中国道〜鳥取自動車道を経由して、なんと約2時間半で鳥取砂丘に到着しました!

鳥取観光といえば、外せないのが『鳥取砂丘』。テレビや雑誌では何度も見たことはあったものの、この広大さは想像以上!視界を遮ることなく砂丘が広がり、開放感も抜群です。観光のメインスポットでもある「馬の背」から日本海を一望すれば気分爽快、ストレス発散!そして、運が良ければ風が描きだす砂の芸術品「風紋」を見ることができます。砂丘を満喫した後は、近くにある『砂の美術館』へゴー!

鳥取砂丘
https://www.sakyu-vc.com/jp/

2006年にオープンした『砂の美術館』は、砂を素材にした彫刻“砂像”を展示する美術館。「砂で世界旅行」をコンセプトとし、毎年テーマを替えて展示されています。今期のテーマはエジプト編で、22作品を鑑賞できます。エントランスから入ってすぐに目に飛び込んでくるのが、「ルクソール神殿」。見上げるほどの大きさに、思わず「お〜!」と感嘆の声が漏れるほど。大迫力の砂像に出迎えられ、一瞬で古代エジプトにタイムトリップした気分です。

入口すぐには「ルクソール神殿」

ふわりとした布の質感や陰影を駆使して奥行きを出す技法など、一見するとダイナミックな砂像はどれも繊細かつ緻密に彫刻されていて、砂からできているとは信じ難いほど。

カイロのバザールの様子。これが砂でできているって信じられます!?
猫の姿で描かれ、豊穣の女神・多産の象徴として信仰された「バステト」と一緒に!

特に今回のエジプト編は砂との親和性が高く、より砂像の世界観を楽しむことができるのだとか。「ギザのピラミッドの大スフィンクス」「ツタンカーメン王の墓の発掘」など古代エジプトの名所を訪れたような疑似体験ができ、感動すること必至です。エジプト編の会期は2024年1月3日まで。

「アブ・シンベル大神殿」と「ギザのピラミッドと大スフィンクス」
景はこんな感じ。人と比べるとその大きさがよくわかる

砂の美術館
■鳥取県鳥取市福部町湯山2083-17
■0857-20-2231
■9:00〜17:00(土曜日は~18:00)※最終入館は閉館の30分前、無休
■一般800円、小中高生400円
http://www.sand-museum.jp

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コスパ最強な刺身定食を食べに『賀露港・市場食堂』へ!

昼食は『砂の美術館』から車で約10分の鳥取港にある浜下商店に併設の『賀露港・市場食堂』へ。地元で水揚げされた新鮮な魚介類がリーズナブルに食べられるとあって、観光客はもちろん、地元の人にも人気なのだとか。

特にオススメが「北前船定食」。豪華な船盛りに種類豊富な刺身と小鉢、ご飯やお味噌汁付きで、なんと1180円とコスパ最強!「大阪で同じものを食べたら3000円ぐらいはするんとちゃう?」と驚くほどボリューム満点な内容です。
セルフサービスのお店なので、この価格で提供できるそうです。

船盛りの「北前船定食」1180円と超リーズナブル

他にも、日本海の“幻のエビ”ともいわれる「モサエビ」を使った「モサエビの天丼」(1180円)をオーダー。甘エビより甘く、伊勢海老より濃厚な旨みといわれるモサエビのその味は、今まで食べたエビ天丼の中でもダントツのおいしさでした。また、子どもに人気なのが「白身フライ定食」(980円)。「これ、数枚重なってる?」というぐらい分厚くて、食べ応えも満点。

モサエビ天丼は身もプリプリ!
白身フライ定食はお刺身付きでお値打ち

店内は約170席と広々していますが、休日やGWになると行列ができるというのも納得です。

店内は約170席あり、客席も広々

賀露港・市場食堂
■鳥取県鳥取市賀露町西4丁目1803-2
■0857-28-2391
■10:30〜14:30LO(土日祝は10:00〜15:00LO)、元日及び正月明けに数日休
https://www.hamashita.jp

境港の『水木しげるロード』は昼間も夜もどちらも楽しい!

賀露港から境港へは海沿いに延びる無料の高速道路・山陰自動車道を西へ向かってドライブ。この道が最高に気持ち良くて、車窓から雄大な日本海が眺められ、この景色だけでも訪れる価値アリです。

国道9号線をまっすぐ西へ。車窓からの眺めは最高!

鳥取市から約1時間半で境港駅前に到着。早速『水木しげるロード』を散策することに。約800m続く妖怪の道には、177体の愛嬌たっぷりな妖怪ブロンズ像をはじめ、妖怪神社などが並び、まさに鬼太郎の世界に紛れ込んだかのよう!

『水木しげるロード』は毎年多くの観光客が訪れる

現在「水木しげる記念館」は、建て替えのため休館中(2024年春にリニューアルオープン予定)ですが、この道を歩くだけでも十分楽しめますね!

砂かけ屋の前でねこ娘に遭遇。タイミングがよければ出会えるそう

看板やマンホールにも鬼太郎たちを発見!“隠れ鬼太郎”を探すのも楽しい〜。

SNSで「乾電池の自販機がある!」と話題になった自販機を発見。ノスタルジックな街の風景によく馴染む

夜の水木しげるロードは妖怪天国だった!

昼間、妖怪を十分堪能した私たちの小耳に入ったのが、「夜しか会えない妖怪がいるよ…」という話。そこで、再び夜の『水木しげるロード』を来訪してみることに。
お店が閉まり、ひっそりと静まった『水木しげるロード』をしばらく歩いてみると、あちらこちらに妖怪たちの影絵が…!

闇夜に照らし出される妖怪影絵。妖しげで雰囲気満点

約70種の妖怪影絵が通りを彩る

夜は「妖怪たちの時間」ということで、夜間ライトアップが行われているそうで、この妖怪影絵もその演出の一つ。約70種の妖怪たちが闇夜に紛れて消えたり、現れたりする様子は、まさに水木しげる先生が描きだす世界観そのまま!昭和レトロな街並みがさらにその雰囲気を引き立てるようで、夜ならではの怪しい妖怪の世界を体感できました。

駅前の公園も夜はこんな雰囲気に

▼詳しくはこちら

水木しげるロードについての記事はこちらもチェック

『ゲゲゲの妖怪楽園』でSNS映え間違いナシな妖怪ラテを発見!

日中、水木しげるロードをぶらぶら歩いていると、メインストリートから一本北に入ったところに、大きな妖怪“ぬりかべ”を発見!

とにかく大きなぬりかべを押してみた

ここは『ゲゲゲの妖怪楽園』という妖怪テーマパークで、園内では妖怪たちと記念撮影ができたり、妖怪にちなんだ様々なグッズを販売。また、射的など昔の遊びも楽しめるんだとか。

そこで見つけたのが、こんなにかわいい「妖怪ラテ」!全7種類から絵柄が選べ、目玉おやじやねこ娘といった人気キャラはもちろん、“べとべとさん”といったレアキャラがあるのは妖怪マニアにはかなりうれしいかも!

べとべとさんがカワイイ!イラスト入りコースターも持ち帰れます。アイスカフェラテは各550円

妖怪グッズには「水木しげる 妖怪花あそび」も。『ゲゲゲの鬼太郎』の妖怪たちがデザインされた花札で、額装仕立てもあるとか。これ、家に飾りたい〜!

「水木しげる 妖怪花あそび」は絵柄がかわいい

ゲゲゲの妖怪楽園
■鳥取県境港市栄町138
■0859-44-2889
■9:30〜17:00(季節により変動あり)、不定休
https://www.yokairakuen.jp

贅沢な1日1組限定のゲストハウス『和荘むくげ』でリラックス

今宵のお宿は、境港の閑静な住宅街の中にある『和荘むくげ』。1日1組限定の1棟貸しのお宿は、他のお客に気を遣う必要もなく、ファミリーで宿泊するには最適です。建物は数寄屋造りの風情ある和の空間に。

しっとりとした風情ある建物。駐車場も完備

館内には数々の銘木が配され、季節のお花が飾られるなど、ゲストハウスと呼ぶより、贅を尽くした隠れ宿といった雰囲気。事前予約すれば、オーナーの韓国人の奥様による本格的な韓国料理も楽しめます。

客室は8畳間の和室とフローリング。季節の花が飾られるなど、おもてなしも抜群
食事は大きなスクリーンのある掘り炬燵のお部屋で

和荘むくげ
■鳥取県境港市夕日ケ丘1-74
■0859-45-6178
https://wasomukuge.com

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