境港市の夢みなとタワー1階に「ヨルダンの砂体験コーナー」が設置されました。大阪・関西万博で人気だったヨルダンパビリオンに展示されていた砂を移設し、新たな観光の目玉として整備されました。2026年1月以降は、タワー3階に本格的な展示施設が出来上がります。これで鳥取県内には「東に鳥取砂丘」「西に境港のヨルダンの砂」という“砂の2大聖地”ができあがります。これからは、鳥取県内東西にある砂の聖地の“両参り”をお勧めします。

万博を機に鳥取県とヨルダンは砂を通じた友好交流「Sand Alliance」(サンドアライアンス)協定を結び、砂を通じた友好を深めています。今回の砂の移設は交流事業の一環です。

ヨルダンの砂は映画「スター・ウォーズ」や「アラビアのロレンス」のロケ地となったヨルダンのワディ・ラム砂漠の赤い砂で、万博用に運び込まれたものです。

体験コーナーは約2メートル四方の枠内に砂が敷き詰められており、きめが細かくサラサラの砂は衣服や手足に付着することがほぼありません。砂まみれになって遊ぶことができます。

このほか、1階には当面の間、万博の関西パビリオンにあった9府県の記念スタンプが押せるほか、「アフター万博砂ンプラリー」の記念台紙が置かれます。この機会に境港でヨルダンの砂やアフター万博を楽しみませんか。