 出雲風土記の「国引き神話」をご存じですか。 神話では、八束水臣津野命(やつかみずおみつぬのみこと)が国をつくるにあたり、出雲国は小さすぎるので各地から引いてきて継ぎ合わせました。 それが島根半島の部分にあたり、引っ張ってきた綱が弓ヶ浜半島であり、それを動かないようにする杭が大山(だいせん)であると伝えられています。 これら島根半島、弓ヶ浜、大山により日本海の囲まれた部分が、美保湾です。日本の渚百選にも選ばれた、白砂青松の続く美しい浜が続いています。 この恵まれた環境で、鳥取県漁協がサバの養殖に取り組み見事成功いたしました。 境港で水揚げされた小アジを餌に用いて養殖を行った結果、昨年11月に20センチだった稚魚が、4月には体長30〜40センチ、重さ400〜600グラムの大サバに育ちました。 美保湾で育ったこのサバに、「海神さば」と命名いたしました。これは境港が妖怪に深い縁があることもあり、多くの候補の中から選ばれたものです。 |