1900年前後、ヨーロッパを中心に花開いた国際的な芸術様式アール・ヌーヴォー。その立役者の一人と言っても過言ではない人物、それが東欧チェコ出身の画家アルフォンス・ミュシャでした。波打つような曲線と華やかな色彩。花や植物、宝石などとともに描かれた女性像はベル・エポック(古きよき時代)を今まさに迎えようとしていたパリで一世を風靡します。その名声は遠く大西洋を超えアメリカにまで達しました。 アール・ヌーヴォーを代表する画家ミュシャの魅力をご紹介するこの展覧会では、そのような華々しいイメージとは別の側面にも光があてられます。同郷の作曲家スメタナの『わが祖国』に相通ずる大作「スラヴ叙情詩」、さらに、民族衣装に身を包んだ人々や故郷の風景を描いた作品は、異邦人として外国で過ごしたミュシャの中で芽生えた愛国心を抜きにしては語れません。また、ミュシャ自らが撮影した写真からは、制作の舞台裏とともに、家族や友人たちと過ごす時間の親密な雰囲気が伝わってくることでしょう。 本展覧会はロンドンにあるミュシャ財団の全面的な協力を得て開催されます。約100点の日本初公開作品を含む240点の作品を通して浮かび上がる多様なミュシャ像をどうぞご堪能ください。 |
期 間:2005年9月16日(金)〜11月6日(日) 観覧料:一 般 当日券/企画展1,000円、企画・常設展セット1,150円 前売券/企画・常設展セット900円 大学生 企画展600円、企画・常設展セット700円 小・中・高生 企画展300円、企画・常設展セット300円 前売券は、ローソン各店(Lコード67831)、JRの主な駅、主な旅行会社、各プレイガイドにてお求めになれます。
開館時間/9月:午前10時〜日没後30分 10−11月:午前10時〜午後6時30分(展示室への入場は閉館30分前まで) 休館日/月曜日(ただし9月19日[月・祝]、10月10日[月・祝]は開館し、9月20日[火]、10月11日[火]は休館) |
■記念講演会 日 時:9月25日(日)14:00〜(13:30〜開場/約2時間) 演 題:「アール・ヌーヴォーから祖国愛の画家へ:ミュシャの生涯と芸術」 講 師:千足伸行(成城大学教授)
■ギャラリー・トーク(担当学芸員による展示解説) 9月18日(日)、23日(金)、10月2日(日)、8日(土)、16日(日)、22日(土)、30日(日)、11月5日(土) 各日14:00〜 企画展示室(要企画展観覧料)
<関連イベント> ■「アール・ヌーヴォーの香り」 イメージをふくらませてオリジナルの香水を制作 ○日 時:9月18日(日) [1回目]10:00〜/[2回目]14:00〜 (所要時間2時間程度) ○講 師:前田憲治 ○定 員:各回20名 ○材料費:1,000円程度 ○会 場:美術館アート・スタジオ ※申し込みが必要です
■映画上映会「フレンチ・カンカン」 19世紀末パリを舞台にした名作を上映 ○日 時:10月2日(日) [1回目]10:30〜/[2回目]15:30〜 ○会 場:美術館ホール(190席) ○鑑賞無料
■名曲で飾るロビー・コンサート 「ミュシャ展にあわせたプログラムで開催 ○日 時:10月23日(日) [1回目]13:00〜/[2回目]16:30〜(各30分) ○演 奏:アクエリアス弦楽四重奏団 ○会 場:美術館エントランス・ロビー ○鑑賞無料 |
島根県立美術館 〒690−0049 島根県松江市袖師町1−5 Tel:0859−55−4700(代表) |
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